今月の解説 タイポグラフィは、基本的に文字、とくにタイプフェイスを主体に、ビジュアルコミュニケーションを目的として構成・展開されるものですが、ポスターやパンフレット制作、ブックデザインやCF制作などのいわゆるグラフィックデザインと称される複合的なタイポグラフィ作品から、タイプフェイスやロゴタイプ、マーク・シンボルなどの単一(エレメント)デザインまで幅広い領域にわたっています。 これらタイポグラフィ作品の創作性(知的財産権)は、基本的に「DTPWORLD」2008年4月号(No.118)で触れたように、著作権法や意匠法、商標法などの各種法律で内容に応じて保護されます。