「スカイプ、マイクロソフト、Facebookは今後、より一層連携を強めていく」――スカイプジャパンの岩田真一社長はこう話す。スカイプジャパンは2012年1月に統合を控える日本マイクロソフトとの間で、製品・サービスの統合や連携に向けた協議を進めている。具体的なロードマップはまだ決まっていないものの、例えば「SkypeとWindows Live Messengerの相互接続なども当然検討している」という。 「SkypeとLive Messengerは基本的には似たようなサービスだが、相互接続性を持たせれば問題なく共存できる」と岩田社長。両サービスのユーザーやブランド価値を残しつつ、ユーザーがツールの違いを意識せずにつながれるようにすることで、既存ユーザーのさらなる活性化が期待できるとしている。 米MicrosoftはSkypeの統合で、コンシューマー向け事業を強化する狙いがあると岩田社長は話す