ごはんに対する意識が全くと言っていいほどなく、普通量を食べられるのは月に一回あるかないか。そんな娘だが『お菓子』に対する執着は凄い。 すぐになくならないように、愛おしそうに、小さく小さくリスのようにかじって食べる。出された分がなくなればあきらめるが、親子遠足やほかの家族とのお出かけなどでは、遊びもせずに延々とお菓子ばかり食べ続けてしまう。 食べている間も常に人のお菓子をチェックしていて、自分の手の中にたくさんのお菓子があろうと、人のお菓子がなくなると泣き出す。やがて自分の近くのお菓子を食べ尽くすと、今度は孫を連れた家族連れを探し出し、その付近をうろついたり、その家の子が食べているものをジーっと見る。