電車の踏切施設って何!? 鉄道の線路と道路が続く限り、 どこかで双方が交差する箇所が生じます。 その場合の交差は2通りあり、 線路と道路が同じ高さ(平面)で交差する平面交差、 線路か道路のどちらかが上か下を越して(パス)交差する立体交差があります。 路面電車の併用軌道を除く普通鉄道の平面交差は、 一般的に「踏切」と言います。 新規に造られる路線は立体交差が多く、 既存の路線も立体交差化が進んでいるのですが、 現実的にすべての平面交差を立体交差にするのは不可能なので、 今でも踏切は各所に存在しています。 1、列車優先 路面電車の併用軌道区間の道路の交差は、 道路交通信号に従いますが、 それを除く平面交差の箇所では「列車が優先」になります。 自動車派の方は「何で列車が優先なのか?」と疑問に思われるのですが、 それは自動車と異なり、列車は信号が変わっても急には停車出来ないからです。 例として時速