2011年4月5日のブックマーク (3件)

  • 神さまを借りる - 傘をひらいて、空を

    じゃんけんで決める、と教官が言った。はあいと私たちはこたえた。私はそのとき大学生で、ゼミのキックオフミーティングに参加していて、発表の順番や雑用の担当を決めていた。 そのあとの飲み会で、でもどうしてですか、と誰かがたずねた。なんでじゃんけんなんですか、先生が適当に割りふるとか、話しあって決めさせるとか、そういうんじゃなくって。 彼は眉をたがいちがいに動かしてから、偶然がいちばん正しいから、とこたえた。 あのさ、みんな人前で発表するのとかはじめてじゃんか。なるべく遅くにやりたいよね。文献読むのだって先延ばしにしたいだろうし。俺が学部生のときだってそうだったもん。ほかに楽しいこといっぱいあるし、とにかく布団から出たくねえよ、みたいな日もあるし、バイトで稼ぐのがいちばん大事な時期もあるし、だいたい、若いとすぐ変なこと考えてなんか穴っぽいところにはまるんだからさ、あれってなんだろうな、ホルモンバラ

    神さまを借りる - 傘をひらいて、空を
    outalaw
    outalaw 2011/04/05
    コインを投げたことがある人は、実は選ぶべき選択肢がコインを投げる既に決まっていることを知っている。というのは、投げることを想像したときその結果に素直に従えるかどうか、心の中は既に決まっているから。
  • 時事ドットコム:放射線測定、研究者が続々=住民支援で100人超現地に−福島

    放射線測定、研究者が続々=住民支援で100人超現地に−福島 放射線測定、研究者が続々=住民支援で100人超現地に−福島 福島第1原発の放射能漏れ事故で、被ばくの不安を抱える福島県の住民に対し、研究者がチームをつくって放射線量測定を実施したり、相談に乗ったりする活動を始めた。全国の大学から延べ100人以上が現地入りし、これまでに5000人以上を測定したが、健康被害の例はないという。  活動は原発事故が深刻化し始めた先月15日未明、大阪大核物理研究センターの藤原守准教授が「この危機に何かできないか」と研究仲間に一斉メールを送ったのがきっかけ。午後には趣旨に賛同した理化学研究所や京都大、関西学院大などの研究者50人以上が同センターに集まった。  藤原准教授らは「われわれは原子力が専門ではないが、放射線量測定ではプロだ」として住民支援に当たることで一致、文部科学省や福島県に現地入りの同意を取り付け

    outalaw
    outalaw 2011/04/05
    実際に行動して研究者としての仕事を通して社会に貢献されていることに頭が下がります。
  • 放射性物質拡散予測、気象庁に公開を指示 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    東京電力福島第一原子力発電所の事故で、放射性物質の拡散予測を連日行っているにもかかわらず、政府が公開していなかった問題で、枝野官房長官は4日、気象庁に公開を指示した。 ドイツなど欧州諸国の気象機関は、各国の気象機関が観測した風向などのデータに基づき、独自に拡散を予報し、サイトで公開している。噴火時の火山灰や、黄砂の飛散予測と基的には同じ仕組みだ。 気象庁は、情報発信は原子力災害対策部に一元化されているため、独自には公表できないとしていたが、枝野長官は記者会見で「少なくとも隠す必要のない情報。誤解を生まないよう十分説明し、公表すべきだった」と述べた。 日には原子力事故時に放射性物質の飛散予測を行う『SPEEDI(スピーディ)』というシステムがあるが、政府は、日々予測を速報するこの情報も公開していないため、原子力関係者らが批判している。

    outalaw
    outalaw 2011/04/05
    『情報発信は原子力災害対策本部に一元化されているため、独自には公表できない』つまり情報は既に内閣府にあるのだから政府が発表できたはずだ、責任を気象庁に押し付けるなということですね。