本土では初めて新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が見つかった中国だが、従来の感染対策に自信を見せるような言説がメディアなどに登場している。 なかには「中国のやり方が正しかったと世界が徐々に理解した」などと海外との比較を論じるものもあり、共産党が主導する中国のコロナ対策が優れていると国内にアピールする狙いがあるとみられる。
Published 2021/12/15 21:32 (JST) Updated 2021/12/15 21:43 (JST) 建設業者の受注に関する国の統計調査を国土交通省が書き換えていた問題で、2019年以前の調査票を同省が廃棄したことが15日、分かった。保管期限の2年間を過ぎたためで、同省は「再集計は困難」と説明している。国内総生産(GDP)の算出などに与えた影響の検証は難しくなった。書き換えは毎月、数百から千件程度あった。 3年前に厚生労働省の「毎月勤労統計調査」で不正が発覚、各省庁が点検した後も不適切な処理が続いていた。提出者に無断で書き換える行為は統計法に違反する恐れもある。統計行政を担当する総務省は今後、事実関係などを調べる。
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