昨年のインカレで腰を痛め、その影響でまだ「右四つからの寄り」という自分の得意の形で相撲を取りきれない。その腰痛のため、昨年のこの大会は欠場。一昨年は3位だっただけに「この2年間、ためていた力を今日、出し切りました。日大に入って経験できて本当に良かったです」と喜んだ。 今やすっかり角界の顔となった大関照ノ富士(24=伊勢ケ浜)、前頭逸ノ城(22=湊)とともに、5年前に同じ飛行機で来日し、鳥取城北高に入学した。2人は大学に進学せずプロ入りしたが、高校の指導者に「このままプロに行くのは甘い。日大に行って稽古を積めば、長く相撲を取れる」と助言され、日大に入学した。