1月5日付日刊スポーツ記事『戦わずに惨敗…フジの淋しい年越し』で、昨年大みそかにフジテレビが放送した『ワンピース エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜 2014年特別版』が、視聴率わずか3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で惨敗と報じられている。同番組は、08年に公開された劇場版第9作の特別版で、11年3月にも一度放送されている。そのため、勝てない戦に金をかけず、最初から勝負を捨てているとして批判されているのだ。 しかし、かねてから視聴率に対しては、テレビ界の一方的な評価指標にすぎないとの批判も多い。 そもそも視聴率とは、各テレビ番組を、それぞれの地区のテレビ所有世帯のうち、どのくらいの割合が視聴したかを表す推定値でしかない。ビデオリサーチ社が、モニター世帯から得られるデータを基にして算出している。ピープルメータ(PM)というシステムを用いて、1世帯8台までのテレビの世帯視聴率
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