ニューヨーク(CNNMoney) 大統領選後の混乱が続くコートジボワールで1カ月のカカオ輸出禁止措置がとられたことを受け、24日のカカオ価格は4%強上昇した。カカオ供給量世界1位の同国からの輸出が滞ったことで、食品産業やチョコレート愛好家に影響が広がる可能性がある。 11月に行われたコートジボワールの大統領選では野党党首のワタラ氏が勝利したが、現職のバグボ氏が選挙結果を受け入れず勝利を宣言したことから国内で混乱が続いている。国連や米国はワタラ氏を大統領として認めている。 ワタラ氏は先週カカオの輸出禁止を呼び掛けた。輸出禁止措置により、バグボ氏を支持する公務員や軍関係者への人件費の財源が断ち切られ、同氏の辞任につながる可能性がある。 だが、この措置はカカオやコーヒーなどの農産物に依存する同国経済と世界の食品業界の双方にとって打撃となる。 カカオ豆供給量世界1位のコートジボワールは、世界供給量
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