「明日できることは今やらなくてもいいや。」、「明日から本気出す。」、自分に様々な言い訳をつけて、物事を先延ばし(さきのばし)にしてしまうタイプの人がいる。結果として締切が守れなくなったり、約束を破ってしまう。 もちろん誰にでもそんなムードになる時はあるのだが、ここで上げているのは、ほとんどのことにおいて「先延ばし」にし、それについてあまり焦ったり、結果について考えない人のことだ。 でもそれは、本人のせいではないかもしれない。最新の研究で、「先延ばし癖」のある人は「先延ばし遺伝子」がそうさせていると可能性があるいう結果が報告された。 米コロラド大学の研究チームは遺伝子と先延ばし癖の関係を調べるため、一卵性と二卵性の双子を対象に、抜き打ちリスニング調査を行った。質問では、どれ位の頻度で物事を先延ばしにするか、普段どれ位締切間近まで仕事をしないかなどについて聞いていった。 そこで得られた結果を、