夏休みの「宿題代行」サービスに小学生などの保護者から依頼が相次いでいるという。代行業については、メディアに取り上げられるたび商売としての是非や、モラルをめぐって論争が巻き起こっている。にもかかわらず、代行依頼が減らないのはなぜなのか。 《夏休みの宿題代行業》 読書感想文や自由研究などの夏休みの宿題を有料で丸ごと請け負うサービス。塾通いなどで忙しい子供のために、保護者が学校の宿題の代行を依頼する。近年では、インターネット上に代行業者が堂々と看板を掲げるようになり、メディアに取り上げられるたび商売としての是非や、モラルをめぐって論争が巻き起こっている。 ドリル1冊約6千円、作文などは1文字6円(ジーニアスアシストの料金例) 横浜市に事務所を構える「ジーニアスアシスト」は、幼稚園から大学、社会人までを対象に各科目の宿題や課題、リポートなどの代行を行う。宿題は一問からでも受け付け、小学生の算数や国