過日。市のうんえいする貸し本屋、通称図書館にいった。なにをかくそう本をレンタルするためである。なぜ本をレンタルするのか。恥を忍んで記載すれば、私の所得が低いため絵本という高額な書籍を購入することがむずかしいからである。かなしー。 そういったわけで、今回借りた絵本がどれも三歳児のこころを射抜いたので記載しておく。おなじくらいの子どもをもつ親御さまの参考になればよいな、とおもう。なぜならば絵本って超高額であまりしっぱいできないからだ。 ちがう ちがう さいきん出版された絵本のようだ。おかあさーん、おやすみなさーいと云って床につく。それからいろんな「おと」がきこえてくる。秒針が刻をきざむおとだったり、一陣の風のおとだったり。それが「おばけ」のそんざいのように感じる。自らの胎の底にある恐怖を「ちがう ちがう」と云ってふりきる。 我が家の三歳児はおばけのそんざいが大好きで、でも大嫌いで。この本の恐