通っていた大学では、インターネットで社会を良くしたいとか、そういうことを声高に言うやつが多く、ほとほと嫌気がさしていた。それは欺瞞としか言いようのないものだったから。 インターネットは、たしかに社会を変えるが、それは共同体を解体するような、破壊的な方向に機能する。できる人はますますできるように、できない人はますますできないようになっていく。格差がどんどん開く。 もともと、人に好かれる能力を持っている人がYouTubeなんかをやれば、日本中の人気者になってしまったりする。 しかし、好かれる能力のない人が、原理的には世界中に届くはずのインターネットでオフ会の告知をしても、当日集まってくる人数は、0だ。 弱者のためのインターネットというものは、ありうるのだろうか? 画面上の人気者のようには明るくなれない人達。声をあげることも助けを求めることもできない人達のために、一体何ができるのだろう? そんな
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