経済学を知る本 大人になってからちょっと経済学を勉強したい、理解したいという人におススメしたい本を紹介。 経済学にはいくつかの大きな思想派閥が存在していますが、まず最初に簡単に私の理解を述べておきます。(*間違っていたらコメントなどで指摘してください!!) ①自由市場を愛する派 アダムスミスに始まり、20世紀前半はハイエク、20世紀後半ではミルトン・フリードマンがこの派閥の親玉といってよく、政治経済界も20世紀後半から2000年初期には自由主義が非常に勢いを持っていました(リバタリアンなどとも呼ばれます)。時代としては、レーガン・サッチャー・中曽根といった指導者が台頭した頃です。ノーベル賞もシカゴ学派と呼ばれるこの自由主義の分野ばかりから選ばれるような時期でした。 この派閥は徹底的に小さな政府を目指し、政府はでしゃばるな、可能な限り民間に任せるべきだ、それが市場を効率的に回すための最適な方