ブックマーク / merhaba-ajansi.hatenablog.com (3)

  • ウクライナ侵攻:報道は何処まで事実を伝えているのか? - メルハバ通信

    ロシア軍が侵攻したウクライナの状況、トルコの報道を見ても情報が錯綜していて、どれが事実を伝えているのか良く解らない。 「CNNトルコ」では、以下の動画のように、特派員のミュジャーヒット・トプチュ氏がキエフ市内から連日生中継で状況を伝えている。 トプチュ氏によれば、頻繁に警報が鳴り響き、それから15分ぐらいで市内の何処かが爆撃されているものの、無差別的な空爆は行われていないそうである。 スタジオの識者は、ロシア軍が特定の軍事施設を目標にミサイルを発射していると論じている。しかし、ミサイルの精度が良くないので、時折、目標を外して民間の建物に命中してしまったりするらしい。 そのため、司会のアフメット・ハーカン氏が、「ミュジャーヒット! それなら君のいる所にもリスクはあるんじゃないのか?」と心配したら、他の識者が「ミュジャーヒットにも家族があるんだから、画面の中で、そんな話は止めたほうが良いよ」と

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  • 何故、人は宗教を必要とするのか? - メルハバ通信

    何故、人が宗教を必要とするのかについて論じた書物を読んだ中で、今までもっとも納得させられたのは、この「漱石の『行人』」に出て来る『山を呼び寄せるモハメッドの話』」だった。 モハメッドは人々に「山を呼び寄せて見せる」と約束し、それを実行に移そうとするけれど、山が全く動かなかったため、それでは仕方がないと自ら山に向かって歩いて行ったという話。 作中のH氏は、我執に苦しむ友人を宗教へ誘おうとしてこの話を語り、「君は山を呼び寄せる男だ。呼び寄せて来ないと怒る男だ。地団太を踏んで口惜しがる男だ。そうして山を悪く批判する事だけを考える男だ。なぜ山の方へ歩いて行かない」と友人に問いかけるのである。 しかし、H氏自身は、「実を云うと、私は耶蘇にもモハメッドにも縁のない、平凡なただの人間に過ぎないのです。宗教というものをそれほど必要とも思わないで、漫然と育った自然の野人なのです」と告白している。これもまた、

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  • イスラムの社会性?/ギュレン教団の宣教活動 - メルハバ通信

    2017年の2月頃だったと思う。トルコの時事討論番組でイスラム神学者と思われる出演者が、「ISやギュレン教団が、何故、あれほど歪な信仰に囚われているのか? それは彼らに“祖国”という概念がないからだ」と語っていた。 左派らしい出演者は、呆れかえったように、「貴方は当に神学者なのか? イスラムにあるのはウンマ(イスラム共同体)であって、もともと“祖国”の概念なんてなかったじゃないか!」と反論していたけれど、統治者側の立場で教えが説かれているように見えるイスラムでは、社会への反抗が戒められているくらいだから、反祖国的な考えも否定されているのではないだろうか? 福岡で知り合ったムスリム・インド人の就学生に、「インドの軍にはイスラム教徒もいるんですか?」と訊いたら、「たくさんいますよ。私の父も祖父も軍にいました」と言う。 イスラムの教えでは、まず自分たちが住んでいる国を第一に考えるので、パキスタ

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