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  • 『日の名残り』”The Remains of the Day” カズオ・イシグロ - Ranun’s Library

    『日の名残り』(The Remains of the Day, 1989 )は、カズオ・イシグロの三作目の長編小説です。1989年には、イギリスで最も権威のあるブッカー賞を受賞した話題作。1993年に映画化されてからも、長く愛され続けています。 日の名残り ノーベル賞記念版 作者:カズオ イシグロ早川書房Amazon この物語の最大の魅力は、なんといっても老執事スティーブンスの語りにあるのではないでしょうか。彼は「信頼できない語り手」として知られていますが、そのような先入観がなくとも、いつか気づいてしまうのです。あれあれ?当?何かごまかしてない?と。冷静沈着で、ときに滑稽なほど丁重な言葉の裏には、過去への憧憬と悔恨の念がありました。 あらすじは非常にシンプルです。 スティーブンスが休暇を取り、イングランド西部を車で旅した片道6日間の記録。 「片道」というのがポイントです。 旅をしながら、

    『日の名残り』”The Remains of the Day” カズオ・イシグロ - Ranun’s Library
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