家の近くで大きな落雷。急いで、PCやwifi等、冷蔵庫以外の家電の電源を抜く。こういう時、ラジオが聞ける携帯音楽プレイヤーが役立つ。ちょうどokadadaさんとtofubeatsさんがDJしている時間。最近はラジオもネットで聞いているから、ラジオ局の周波数なんて覚えていない。ザッピング。 ある曲が流れ、歌詞に引き込まれて手が止まる。 Lucky Kilimanjaro「光はわたしのなか」 何もなければ恵比寿Liquid Roomでワンマンだった、その週に出された新曲。この現状でしか生まれない歌だ。厳しく先の見えない現状を詩的に、乗り越えるための方法はユーモアを交え、「僕はこうするよ。」と強いることはない。踊り方を忘れても大丈夫、無力感に苛まれても落ち込まなくてもいい。聴き手への思いやりが優しい。喪失感に押しつぶされそうになるが、この先の夏を心に思い描くだけで、少しは前向きになれる。確かに、