ブックマーク / visco110.hatenablog.com (1)

  • ヒトは虚構と現実の区別が苦手である/アントン症候群、その他の事例 - やすだ 😺びょうたろうのブログ(仮)

    アントン症候群、というのは2017年の報告によれば世界で28例しか報告されていない、まあ奇病中の奇病と言っていいだろう。 この症候群はひとことで言えば、失明したにもかかわらず失明したことを認識出来ない疾病である(まれに聴覚についても同じことが起こるが、症例はさらに少ない)。今までに、脳卒中や頭部の外傷によって起きることが確認されている。 アントン症候群の患者は「自分は失明などしていない」と言い張る。しかし実際には見えていないのだから当然、物にぶつかったり他人を認識出来なかったりと生活に支障をきたすわけだが、そのたびに「部屋が暗すぎて見えなかった」「眼鏡をかけていなかった」等々、理由をつけて視覚自体には問題ないという態度をとる。 患者は場合によっては作り話をすることさえある。神経科医のエリエザー・J・スタンバーグが紹介している症例では、目の前の医者が 「私の外見の特徴を説明してくれませんか?

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