※このコラムは2020年10月号(9月7日発売)に掲載されたものです。 結婚している時にモヤモヤしたまま話し合いきれなかったことのひとつに、「夫の飲み会問題」があります。私も制作の人と飲みに行きコミュニケーションをとることで、仕事に生かせたなということは個人的にありますし、日本のいい文化であるとは思います。でも、そんなに頻繁に行く必要あるの?って。そもそも日本はワークライフとホームライフの境目が曖昧ですよね。長時間労働というけど、無駄に長い会議、お互いの顔色を窺っている時間、先輩が帰れないから自分も帰れないとか、妻から見たら惰性で飲みに行っているようにしか見えない飲み会だとか。飲みは息抜きにもなっていると思うけど、それを全部仕事だって言っちゃうのはずるい。もちろん息抜きはお互いにした方がいいと思いますが、多くの妻たちには自分の時間はほぼないし、「ママ友とランチ行ってるじゃん」と言われても、