[ニューヨーク 23日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は23日、11月2─3日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を公表した。最終的に決定した6000億ドルの債券買い入れよりも一段と思い切った緩和策が検討されていたことが明らかになった。 11月23日、米FRBは11月2─3日のFOMC議事録を公表。思い切った緩和策が検討されていたことが明らかになった。識者からは追加緩和策中止の公算は低いなど、さまざまな見方が出ている。写真は2009年6月、FRB本部(2010年 ロイター/Jim Young) 市場関係者のコメントは以下の通り。 ●追加緩和策中止の公算小さい <野村証券インターナショナルのエコノミスト、ザック・パンドル氏> FOMCメンバーは、追加量的緩和のコストと利益について引き続き強調し、この会合では、利益がコストを明らかに上回っているとの認識に達した。ただバーナンキ米連邦準