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2012年6月14日のブックマーク (4件)

  • ギリシャ再選挙のカギを握る浮動票 投票日を間近に控え、揺れる心

    アテネの郊外にある左派色の強い町アイガレオ。景気後退で手痛い打撃を受けているこの町の中央広場に姿を現した中道右派のリーダー、アントニス・サマラス氏は丁寧な拍手で迎えられた。 党の旗で飾られたブースの周りに集まった数十人の有権者と握手をしたり、選挙運動員と抱擁を交わしたりしながら、サマラス氏は訴えた。 どこに投票するかまだ決めていない人がいたら、「我々を支持するように、そしてギリシャをユーロ圏にとどまらせるために投票するように」働きかけてほしいと呼びかけたのだ。 会場の穏やかな雰囲気は、この党が以前行っていた選挙運動のそれとは対照的だ。小さな子供の姿がなく、黒い服を着てほほ笑む老婦人もいないこと、そして風船もTシャツも配られないことが特に目を引く。 苦戦している地区を訪問したサマラス党首の悩み 「我々はここでは苦戦している。しかし、ここで得られる票にはとても価値がある」。サマラス氏率いる新民

  • 社説:ローマの玄関に打ち寄せる危機の波

    (2012年6月13日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) マンマ・ミーア、また始まった。比較的平穏だった数カ月間を経て、ユーロ圏の危機が再びイタリアの玄関に打ち寄せている。10年物国債の利回りは6%の節目を上回る水準で高止まりしており、ミラノの証券取引所は最安値を探っている。 ローマがまたしても嵐の真っ只中にあるとすれば、それは部分的にはイタリアの力が及ばない理由からだ。スペインの銀行部門を救済する計画は、これまでのところ投資家を納得させていない。 また、銀行を破滅させるような不動産バブルを回避したイタリアはスペインと運命をともにしているわけではないが、市場心理が今のような状況のため、イタリアは前々から次の標的になる運命にあった。 改革主義の精神を失ったイタリア政府 しかし、こうした但し書きにもかかわらず、最新の混乱の波は、折しも政府が非力に感じている時にローマを襲った。経済は縮小しており

  • インドの減速:さらば、素晴らしきインド

    (英エコノミスト誌 2012年6月9日号) 指導者を欠いたアジアの大国は、低成長期に向かう運命にある。その人的損失は莫大なものになるだろう。 世界経済が今ほど問題を抱えていると、インドの成長率が5.3%に低下したというニュースなど、さほど重大と思えないかもしれない。だが、この数字は過去7年間で最も低く、インドの経済的奇跡の失速に伴う社会的代償はユーロ圏の痛みを上回りかねない。 2004~08年にインドが享受してきた2ケタ近いペースの成長は、もし持続されていたら、何億ものインド人を貧困から脱出させられたはずだ――それも迅速に。 また、今後数十年で労働年齢に達するすべての若者のために雇用が創出されていただろう。この層は、世界最大級かつ極めて大きな脅威となる可能性をはらんだ人口統計上の突起部分だ。 ところが今、ルピーが急落し、民間投資が枯渇し、上記のようなGDP統計が出た後には、奇跡は幻想のよう

  • 韓国大統領、中韓FTA「2年以内に妥結」表明 - 日本経済新聞

    【ソウル=島谷英明】韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は13日、日経済新聞などと会見し、5月に交渉を開始した韓国中国の自由貿易協定(FTA)について「2年以内に妥結できる」との見通しを表明した。中断している日との経済連携協定(EPA)の交渉再開には日政府の譲歩が必要との認識を示し、対中FTAの優先を鮮明にした。韓国にとって中国は最大の輸出先で、FTAで拡大が見込まれる内需を成長に取り

    韓国大統領、中韓FTA「2年以内に妥結」表明 - 日本経済新聞
    oyoyom
    oyoyom 2012/06/14