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2014年3月3日のブックマーク (5件)

  • メルケル首相は英国のEU嫌いを払拭できない:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年2月28日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) マーガレット・サッチャー氏は正しかった。元保守党党首のサッチャー氏は、英国を欧州連合(EU)内にとどめておくためのキャンペーンを繰り広げ、欧州は、さもなくば帝国の終焉とともに閉ざされる世界への窓を開けてくれると宣言した。世界中で英国の国益を守り、促進するために、英国は権威の錨(いかり)と欧州大陸に対する影響力を必要としていた。これは40年前の話だ。 最近では、英国の関与を正当化する役目は、ドイツのアンゲラ・メルケル首相の肩にかかっている。 EU加盟に関する1975年の国民投票の前に英国議会庶民院(下院)で行われたサッチャー氏の主張は、今日の保守党では頻繁に聞かれない。デビッド・キャメロン首相率いる英国政府から政策の主導権を奪い取った強硬なEU懐疑派は、地政学的な現実に向かって拳を振り上げている。EUの束縛を解かれたら、この「勇気ある

    メルケル首相は英国のEU嫌いを払拭できない:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • ウクライナを救うために西側諸国にできること:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年3月1日号) ウクライナの混乱は、欧米がまだ善の力となり得ることを証明するチャンスだ。 人は徐々に、やがて突然に破産へと至る、とアーネスト・ヘミングウェイは書いている。独裁者が権力を失う時も同じ過程をたどることを、職を追われたウクライナの大統領、ビクトル・ヤヌコビッチ氏の運命が劇的に物語っている。 腐敗の甚だしい政権に対する一般国民のデモが勃発した昨年11月から、ヤヌコビッチ氏の権威は衰退していた。 そして、首都キエフで残虐にも多くの自国民に向けて発砲したのをきっかけに、かつては支持者だった大物実業家や軍幹部に見放され、ヤヌコビッチ氏の力は消え失せた。ヤヌコビッチ氏は逃亡し、2月24日に大量殺人の容疑で指名手配された。 ウクライナ国民は祝杯を挙げた――少なくとも、一部の国民は。その安堵は理解できる。ヤヌコビッチ氏が去ったことで、ウクライナはついに、ソビエト連邦

    ウクライナを救うために西側諸国にできること:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 人民元相場、安値誘導の思惑 中国は思慮深い矢で通貨の「禿鷹」を射抜こうとしている:JBpress(日本ビジネスプレス)

    中国政府は2月最終週、人民元を2005年以来最大の下落に誘導する際、諺にある通り、「1の矢で2羽の鷲を射抜く」戦略を用いていた。 1羽目の鷲とは、中国当局者の警告にもかかわらず、米ドルに対する人民元の上昇を一方向だけの賭けと見なしてきた外国の投機筋のこと。2羽目の鷲とは、夢から現実に呼び戻されるのを拒んでいる国内の影の金融業者のことだ。 中国政府が獲物として狙う鷲は、どちらも死んでもいなければ致命傷を負ったわけでもないが、予想外の人民元の下落は多くの羽を逆立てたことだろう。さらに重要なことに、当局の対策は、非常に変動の激しい金融システム上のリスクを減らす戦いで、中国が新たな戦線を展開していることを知らせる警告でもある。 シャドーバンキングの抑制策が裏目に 人民元の安値誘導が、中国が金融リスクを管理する上でどのような助けになるのかを明らかにするためには、多少探偵のような推理が必要だ。という

    人民元相場、安値誘導の思惑 中国は思慮深い矢で通貨の「禿鷹」を射抜こうとしている:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • ジンバブエが日本円を採用 困難な中央銀行の信用回復|金融市場異論百出|ダイヤモンド・オンライン

    金融市場異論百出 株、為替のように金融市場が大きく動くことは多くないが、金利の動向は重要だ。日を代表する日銀ウォッチャーが金融政策の動向を分析、金融政策の動向を予測する。 バックナンバー一覧 アフリカ南部に位置するジンバブエが、日円を九つある法定通貨の一つに採用した。もしあなたがジンバブエからビクトリア滝を見に行くなら、ホテルや観光業者への支払いは、形式上は円でできることになる。しかし、以下に見るように実際そうなるかは今は不明である。 昨年12月にジンバブエ準備銀行のゴノ総裁が10年の任期を終えて退任した。ムガベ大統領や与党関係者は彼の業績を称賛した。しかし、同国のSWラジオ・アフリカは、「ゴノはカミカゼ金融政策で、国民に前代未聞の苦痛を与えた」と激しく批判した。 ジンバブエは2008年に天文学的ハイパーインフレに見舞われた。米ジョンズ・ホプキンス大学のS・H・ハンケ教授によると、物価

    ジンバブエが日本円を採用 困難な中央銀行の信用回復|金融市場異論百出|ダイヤモンド・オンライン
  • ウクライナ危機がイマイチ分からん人にオススメのBBC謹製「まとめサイト」 | リアリズムと防衛を学ぶ

    ロシアが軍事介入を決定したことで、ウクライナ危機は急速に進展しています。が、なにぶん遠方のことですがから、土地勘もないし、イメージしづらいところです。いま問題の焦点は、黒海艦隊の母港があるクリミアの帰趨にありますが、「黒海? どこだそれは」「クリミア戦争…世界史でやった気もする」という感じな人が多いのではないでしょうか。 こういう国際問題が起きたとき、便利なのはBBCのサイトです。BBCは英国の国営メディアであり、国際的にもCNNかBBCかという具合で、信頼性と配信力の高いメディアです。(英国国内的には「BBCは政治的に偏向してるから駄目だ」という声もけっこうありますが) BBCの素晴らしいところは、国際問題が起こると速攻で「まとめ記事」をアップしてくれるところです。ぜんたい、国際問題というのは「いま、大変なことが起きてます!」というニュース1読んでも分かりません。「昔こんなことありまし