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2014年12月9日のブックマーク (3件)

  • 高齢化する欧州には移民の新しい血が必要だ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年12月8日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 社会の高齢化、労働人口の減少、生活水準の停滞によって定義される欧州では、移民は部分的な経済的解決策であると同時に、それ自体が政治問題でもある。 移民と、移民が労働市場と福祉制度に与える影響は間違いなく、来年の英国の総選挙で熱を帯びた争点となり、北欧諸国からギリシャに至るまで、さまざまな国で政治的論議を形作ることになるだろう。 英国で躍進続ける反移民政党UKIP 欧州委員会のある報告書は、2060年までの移民と人口増加の予測を盛り込んでおり、この論議の炎に油を注ぐと見られる。こうした推定が、思惑を抱く政治家ではなく、党派に属さない欧州連合(EU)の専門家の手による研究成果だという事実は、原則として予測の信憑性を高める役目を果たす。 11月27日に英国家統計局(ONS)が発表した統計によると、2014年6月までの1年間で英国への移住者の

    高齢化する欧州には移民の新しい血が必要だ:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • ロシアのガス輸出:パイプライン計画撤回の波紋:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年12月6日号) ロシアの大規模パイプラインの計画撤回は友好国に1つの教訓を与えた。 天然ガスのパイプラインは、エネルギーだけでなく影響力も輸出する。ロシアが計画していた「サウスストリーム」プロジェクトは、欧州南東部で影響力を取り戻そうとする試みの柱となる400億ドル規模の旗艦プロジェクトだった。 欧州連合(EU)が支持する、カフカス地方からガスを運ぶ「ナブッコ・パイプライン」が頓挫した後、ロシアの計画は多くの支持を得た。支持した国の中には、クロアチア、スロベニア、そして今、意志の強いビクトル・オルバン首相の下で独自の道を歩んでいるハンガリーのほか、伝統的にクレムリンと友好的な国々(オーストリア、ブルガリア、イタリア、セルビア)が含まれていた。 旗艦プロジェクトが突如撤回された理由 今年、サウスストリームはEUの権威に課題を突きつけていた。 欧州委員会は、パイプ

    ロシアのガス輸出:パイプライン計画撤回の波紋:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 外交を台無しにするオバマ大統領 選挙資金集めの論功行賞で「素人大使」を続々指名:JBpress(日本ビジネスプレス)

    アンドリュー・ジャクソンの時代から、米国大統領はあまり後先考えずに、金持ちの友人を相手に外交官の職を競売にかけてきた。バラク・オバマ大統領も例外ではない。 映画「カサブランカ」の登場人物が言ったように、人々はオバマ氏の大使の選択に「驚いた、実に驚いた」と声を上げている。 だが、最近の憤りには、通常の偽善を超える要素がある。もし米国の公職に対するお金の支配力の拡大――そして、一見して米国の評判に無頓着なホワイトハウスの態度――をとらえるものが1つあるとすれば、大使の選択がそれだ。 赴任先を1度も訪れたことがない大使候補、ノルウェーが大統領制国家? ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の独裁的な統治スタイルが中欧諸国の一部で崇拝者を勝ち取っている時に、オバマ氏はテレビドラマ「ザ・ボールド・アンド・ザ・ビューティフル」のプロデューサーのコリーン・ベル氏を次期駐ハンガリー米国大使に指名した。 ベル

    外交を台無しにするオバマ大統領 選挙資金集めの論功行賞で「素人大使」を続々指名:JBpress(日本ビジネスプレス)