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ブックマーク / blog.livedoor.jp/yagena (6)

  • 「右下がりの需要曲線は存在しない」のか? : ECONO斬り!!

    経済学者 | 安田洋祐(やすだようすけ) のブログ。久々にデザインを変更しました!(2016年1月28日) 先週末にSNS経由で以下のネット記事の存在を知り、タイトルが気になったので中身を読ませて頂きました。ざっくり言うと、“使えない”経済理論への揶揄と、自身がそう思う“根拠”が書かれています。 中学校で習った「右下がりの需要曲線」は現実には存在しない――価格と需要量の真実 (小松秀樹・月刊SPA!PLUS) 著者の具体的な主張は、「教科書で習う右下がりの需要曲線(図1・左)は観察されないフィクション」で、「現実の需要データ(図2・右)を整理してみると右下がりにならない」というものです。右側の散布図は、ある商店の特定商品に関するPOSデータ(100日分)から導かれたものらしいです。 (元記事からの引用。左側が図1で右側が図2) これに対する、標準的な経済学者のコメント・反論は、「この手の批

    「右下がりの需要曲線は存在しない」のか? : ECONO斬り!!
  • 冬休みに行動経済学を勉強しよう : ECONO斬り!!

    経済学者 | 安田洋祐(やすだようすけ) のブログ。久々にデザインを変更しました!(2016年1月28日) 最近は経済学の様々な分野で、関連書籍のラインナップが充実してきました。その中でも、今年(特に下半期)は行動経済学【注】の出版ラッシュが目立っていたように思います。そこで、私自身が気になって購入した(一部の書籍は出版社の方々から頂きました。改めてお礼申し上げます!)書籍を以下でご紹介させて頂きます。 経済学に欠かせない一分野として、ようやく定着してきた感のある行動経済学。冬休みや年末年始のまとまった時間を利用して、一度格的に勉強されてみるのも良いかもしれません。かく言う私も、こういった新しい知見はできるだけ吸収しておきたいので、ぜひ1冊でも多く読みたいです^^ (「先延ばし」しないように気をつけないと… 苦笑) 【注】「行動経済学」が何かについては、私が担当しているイミダスの該当記事

    冬休みに行動経済学を勉強しよう : ECONO斬り!!
  • 【祝】マーケットデザイン完全ガイド【ノーベル賞】 : ECONO斬り!!

    経済学者 | 安田洋祐(やすだようすけ) のブログ。久々にデザインを変更しました!(2016年1月28日) 15日(月)にアナウンスされた年度のノーベル経済学賞(アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞)は「安定配分の理論とマーケットデザインの実践に関する功績」を称えて,ハーバード大学のアルヴィン・ロス教授とUCLAのロイド・シャプレー名誉教授に授与されました. 経済学賞はノーベル賞の中で未だに日人受賞者が生まれていない唯一の分野で,今年も特に注目される候補者がいなかったことから大きな話題にはなりませんでしたが,受賞理由であるマーケットデザインは経済学の古いイメージを一新する革新的なアプローチです.そして,私自身の研究分野であったりもします:) 以下では,一般の方に(専門家にも?)馴染みがないであろうこのマーケットデザインに関して,参考となる文献やウェブサイトをご紹介した

    【祝】マーケットデザイン完全ガイド【ノーベル賞】 : ECONO斬り!!
  • 【読書の秋】ゲーム理論の100冊【オススメ】 : ECONO斬り!!

    経済学者 | 安田洋祐(やすだようすけ) のブログ。久々にデザインを変更しました!(2016年1月28日) 追記アリ(2013年2月10日) 台風一過でまだまだ天候の上では夏模様ですが,今日からなんと10月がスタート.2012年も残り4分の1となり,秋まっしぐら!というわけで,「読書の秋」を少し意識してゲーム理論に関するオススメ書籍を100冊ピックアップしてみました. 日語で3種類(テキスト・啓蒙書・応用),英語で2種類(テキスト・応用)の合計5種類の項目について,それぞれ20冊ずつ個人的に優れた内容だと思う書籍を,Amazon.co.jp内のウィッシュリストにて選ばさせて頂きました. 今の段階では特にコメント等をつけていないので情報量は多くありませんが,ご参考頂ければ幸いです!(リンクをクリックするとリストにとびます) 追記 ウィッシュリストで作成していたリストに若干の修正を加え,簡単

    【読書の秋】ゲーム理論の100冊【オススメ】 : ECONO斬り!!
  • Twitter書評(2012年上半期) : ECONO斬り!!

    経済学者 | 安田洋祐(やすだようすけ) のブログ。久々にデザインを変更しました!(2016年1月28日) 2012年の上半期にTwitter上でつぶやいたショート書評のうち,一部をまとめてこちらに投稿させて頂きます.昨年までは毎月このブログに転載していたのですが,今後は半年に一度(あるいはそれ以下?)にとどめたいと思います.フルバージョンについては,こちらのTogetterまとめをご覧下さい. 短いコメントですが,ご参考まで! (2012/01/02) 今年はある程度ペースとテーマを決めて洋書テキストを読む!ということで、まずは雨宮先生の『Introduction to Statistics and Econometrics』をひっそりと読み進めています。それにしても、素晴らしい内容: (2012/01/09) 『ゲーム理論とその経済学への応用』(ロンプ)をざっと通読。マクロ経済学や国際

    Twitter書評(2012年上半期) : ECONO斬り!!
  • 【大豊作】:2011年を振り返るゲーム理論書12冊 : ECONO斬り!!

    経済学者 | 安田洋祐(やすだようすけ) のブログ。久々にデザインを変更しました!(2016年1月28日) 2011年もいよいよあと3日となりました.今年を締めくくるような壮大な記事を書くのは無理そうなのですが,せっかく年の瀬ですので,今年出版されたゲーム理論関連の書籍をおさらいしてみます.年は,入門書から上級書まで,まんべんなく良書が出版された大豊作の1年だったのではないかと思います. 以下では,2011年に出版された邦書の中から,入門・中級・上級・啓蒙・研究・番外の6つの項目ごとに2冊ずつ,合計12冊をピックアップさせて頂きました. 興味のあるがございましたら,ぜひ年末年始のゆとりのある時間に手に取ってみて下さい! 図解で学ぶゲーム理論入門 とても読みやすく,退屈さを感じさせない工夫があり,重要なトピックがカバーされ,それでいて記述が信頼できる,入門テキストのお手のような1冊です

    【大豊作】:2011年を振り返るゲーム理論書12冊 : ECONO斬り!!
    oyoyom
    oyoyom 2011/12/29
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