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ブックマーク / bluediary2.jugem.jp (6)

  • プロが選ぶ「2021年 ベスト展覧会」 | 青い日記帳 

    クリスマスも終わり、そろそろ大掃除を格的に行わないと越年できない危機感に苛まれてきましたが、今年も美術に精通する専門家の皆さんが選んだベスト展覧会をご紹介致します。 新型コロナウィルス(COVID‑19)になんだかんだで昨年以上に翻弄された感のある一年でしたが、果たしてプロの方々の目にはどんな展覧会が印象に残ったのでしょうか。 新聞各紙掲載日の早い順に、毎日、朝日、讀賣の順でご紹介します。 毎日新聞 2021年(令和3年)12月16日(木)夕刊 この1年 美術 女性作家の活動に光 2021年の展覧会3選 高階秀爾(美術評論家・大原美術館館長) 「没後70年 吉田博展」(東京都美術館ほか) 「ミネアポリス美術館 日絵画の名品」(サントリー美術館ほか) 「隈研吾展」(東京国立近代美術館ほか) 芸術は芸(美意識)と術(技法)によって成立する。絵、彫、摺の全てに参画した吉田博、日の木工技術

  • プロが選ぶ「2020年 ベスト展覧会」 | 青い日記帳 

    今年も、毎年この時期恒例となっております新聞各紙に掲載された専門家(プロ)が選んだ「今年のベスト展覧会」をご紹介致します。 あらためて言うまでもなく今年はこれまでにない大変な一年であり、変革や意識改革を否応なしに求められた年でした。 掲載日の早い順に、讀賣・毎日・朝日の順でご紹介します。 讀賣新聞 2020年(令和2年)12月10日(木)朝刊 コロナ禍 新たな鑑賞・創造模索 3氏が選ぶ展覧会ベスト4 ☆建畠晢(多摩美大学長、埼玉県立近代美術館館長) 「盛圭太『Bug report』」(東京都現代美術館「ドローイングの可能性」の展示より) 「ダムタイプ 新作パフォーマンス『2020』上映会」(ロームシアター京都) 「鴻池朋子 ちゅうがえり」(アーティゾン美術館) 「京都の美術250年の夢」(京都市京セラ美術館) 【一言】盛圭太の糸の線による壮大なドローイングの独創性に魅せられた。ダムタイプは

  • プロが選ぶ「2019年 ベスト展覧会」 | 青い日記帳 

    平成から令和へと元号が変わり初めて迎えるクリスマス、大晦日そして新しい年。 何かと慌ただしい年の瀬ですが、今年も毎年この時期恒例となっております新聞各紙に掲載された専門家(プロ)が選んだ「今年のベスト展覧会」をご紹介したいと思います。 掲載日の早い順に、朝日・讀賣・毎日の順でご紹介します。 朝日新聞 2019年(令和元年)12月17日(火)夕刊 回顧2019 美術 「見ること」の意味 問い直した ・「不自由展」中止 ・「わからない」の衝撃 私の3点 ☆高階秀爾(美術史家・美術評論家) 「インポッシブル・アーキテクチャー」(埼玉県立近代美術館) 「福沢一郎展」(東京国立近代美術館) 「齋藤芽生とフローラの神殿」(東京・目黒区美術館) 1は、実現されなかった建築に見るたくましい想像(創造)力。2は、「神曲」地獄編に呼応する壮絶な人間模様。3は、言葉がイメージを生み、イメージが言葉を増殖させる妖

  • 「新・北斎展」 | 青い日記帳 

    森アーツセンターギャラリーで開催中の 「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」に行って来ました。 https://hokusai2019.jp/ 「新・北斎展」を観る前に、この方について知っておく必要があります。その人の名は、浮世絵研究家で北斎をこよなく愛した永田生慈さんです。 「北斎に人生を捧げた永田生慈さん」(小川敦生) 「葛飾北斎美術館の永田生慈館長が芸術文化勲章を受章」(在日フランス大使館) 昨年(2018年)2月に肺癌のため逝去されたとのニュースを耳にした時は、まさに「巨星墜つ」この一言に尽きました。非常に残念な人を早くに亡くしてしまったのです。 葛飾北斎「牡丹に蝶」大判 天保初期(1830-34)頃 島根県立美術館(永田コレクション) 展示期間1月30日(水)〜2月18日(月) 北斎研究者の第一人者でもある、永田生慈さんが若い頃より足で稼いで蒐集した北斎作品の総数は200

    oyoyom
    oyoyom 2019/01/19
  • プロが選ぶ「2018年 ベスト展覧会」 | 青い日記帳 

    平成30年も残すところあと5日となりました。何かと慌ただしい年の瀬ですが、今年も年末恒例の新聞各紙に掲載された専門家(プロ)が選んだ「今年のベスト展覧会」をご紹介したいと思います。 メジャーな人気を博した展覧会から、存在すら知らなかったマニアックな展覧会まで、様々な展覧会が今年も専門家により選ばれています。 掲載日の早い順に、朝日・讀賣・毎日の順でご紹介します。 朝日新聞 2018年(平成30)12月18日(火)夕刊 回顧2018 美術 消えた存在が照らし出す ・下がる実物への敬意 ・国、時代を軸に「相対化」の試み 私の3点 ☆北澤憲昭(美術評論家) 「縄文」(東京国立博物館) 「起点としての80年代」(金沢21世紀美術館) 「超えてゆく風景展 梅沢和木×TAKU OBATA」(ワタリウム美術館) 1は「美術」のかなたから造形の可能性を照らし出し、2は80年代美術の起爆力を見事に検証した。

  • 『国芳も春画も読めるわかる はじめてのくずし字教室』 | 青い日記帳 

    講談社より刊行された『国芳も春画も読めるわかる はじめてのくずし字教室』を読んでみました。 『国芳も春画も読めるわかる はじめてのくずし字教室』 角田 恵理子 (著) 日美術の人気は一時のブームではなく、絵画鑑賞の楽しみの大きな柱としてここ10年でしっかりと成長した感があります。 今年は西洋美術の素晴らしい展覧会が手ぐすね引くように大勢待ち構えていますが、日美術も負けてはいません。東京国立博物館「名作誕生−つながる日美術」、静嘉堂文庫美術館「歌川国貞展」など見逃せない日美術の展覧会が控えています。 http://meisaku2018.jp/ 画面の中に文字が日美術ではしばしば書き込まれているのを目にされたことが多いはずです。西洋美術には見られない、日美術のひとつの大きな特徴と言えます。 例えば、展覧会で人気の浮世絵師・歌川国芳の「寄せ絵」にもよく見ると何やら文字が書かれていま

    oyoyom
    oyoyom 2018/01/18
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