日本美術って興味はあるんだけどなんだか難しそう。北斎とか若冲くらいなら見たことがあるけど、古い仏画や禅画なども、画面は茶色くなっていて見にくいし、白黒の水墨画は地味だし、何を意味しているのかサッパリわからない・・・。 このように意外と難しいイメージがあって、入門してみたくてもどこから手をつけたらいいのか、わからない方も多いかもしれません。 思い返せば、筆者も日本美術に興味を持ち、展覧会を最初に回り始めた時は、何をどのように観たら良いのかさっぱりわかりませんでした。そんな時、ちょうど出会えたのが2015年から毎年テーマを変えながら開催されている「はじめての古美術鑑賞」展でした。 2019年もすでに2回行ってきたのですが、今回は特に難易度の高い水墨画や禅画、仏画の「画題」をわかりやすく解説。たっぷりとノートにメモを取ってきましたので、そこからいくつか見どころを紹介していきたいと思います! ※展