1月9日、ドイツの会社経営者が、職場での禁煙を求めた従業員3人を解雇したことが明らかに。写真は先月31日、ミュンヘンのレストランで撮影(2008年 ロイター/Alexandra Beier) [ベルリン 9日 ロイター] ドイツにある従業員数10人のコンピューター会社の経営者が、職場での禁煙を求めた部下3人を、秩序を乱す恐れがあるとして解雇した。ビューズムにあるこの会社の経営者がハンブルクの地元紙に語った。 記事によると、同経営者は「たばこを吸いながらの方が仕事がしやすい。それに最近はみんな喫煙者をいじめるから、その仕返しだ。これからは喫煙者だけを雇用する」などと述べた。 同国では今月1日にレストランや酒場での喫煙禁止令が施行されたが、小規模な事業所での喫煙は許されている。