男子陸上部員(既に退学処分)が合宿所で大麻事件などの不祥事を起こした日体大が17日、関東学生陸上競技連盟に下された厳罰処分に対し徹底抗戦の構えを見せた。同学連は、3か月の主催大会出場停止と今年の箱根駅伝3位で獲得した来年大会のシード権はく奪などの処分を発表。これに対し「陸上部員約400人が連帯責任を受けるのは理解できない」などとした4項目の質問書を提出。回答が出るまで処分には応じない方針だ。 日体大が学連の処分に猛反発した。 元陸上部の男子跳躍選手が横浜・健志台の合宿所で起こした大麻及び偽札所持などの不祥事に対し、同学連はこの日、部全体に「6月末までの3か月の学連主催大会の出場停止」「箱根駅伝のシード権はく奪」「出雲(10月)、全日本(11月)の各駅伝の推薦取り消し」「関東インカレの2部降格」などの処分を発表。日本学連主催大会の出場自粛も勧告した。吉儀宏副会長は「合宿所での反社会的行為