OS X には今をときめく WebKit が搭載されているので、Web ページを表示するコンポーネントである WebView を使えば、ほとんどコーディングすることなしにウェブブラウザ風のアプリができあがってしまいます。 フェンリルのブラウザ Sleipnir for Mac も WebView を使っています。もしかしたらさっきのような理由で「ブラウザなんて簡単にできるもんね」と思われるかもしれませんが、実際に作っていくとデスクトップのウェブブラウザに求められるごく当たり前の機能も WebView そのままでは動かなかったりして、開発しなければならない部分が山ほどあるのが現実です。 今日は、そんな機能のうちのひとつ「エラーページの表示」について取り上げてみましょう。 たとえば存在しないサーバにアクセスしたら、ブラウザがエラーページを表示するというのはブラウザのごくごく基本的な機能です。で