新型コロナウイルスのオミクロン株対策として濃厚接触者に求めている待機期間について、岸田総理大臣は社会経済活動を維持するため、今の10日間から7日間に短縮することを明らかにしました。 また検査で陰性であれば最短で6日目に解除できる、いわゆる「エッセンシャルワーカー」の待機期間についても、5日目に解除できるようにする方針です。 オミクロン株の急速な感染拡大を受けて、医療現場や経済界などからは、社会機能を維持するため、濃厚接触者に求めている自宅などでの待機期間を短縮するよう求める声があがっていて、岸田総理大臣は、午後5時前から、総理大臣官邸で、後藤厚生労働大臣らと対応を協議しました。 このあと岸田総理大臣は、記者団に対し「感染者数の拡大が継続する中、 感染拡大を防止する一方で、できるだけ社会経済活動を維持していくという、この2つのバランスをとっていく必要がある」と述べ、専門家の意見や新たに判明し