末期がんで余命わずかとなった祖母の願いは、米有名チェーンの「クラムチャウダーが飲みたい」――。そんなリクエストを預かった孫の男性が先日、クラムチャウダーを買いに向かったのだが、実はこのクラムチャウダー、店で販売されるのは週に1回だけ。そのため、なんとかすぐに購入できないかと、彼は店に掛け合うことにした。 米放送局ABC系列WMUR-TVや米紙ナシュア・テレグラフなどによると、この男性はニューハンプシャー州ウィルトンで暮らす21歳のブランドン・クックさん。先日彼は、末期のすい臓がんを患い、病院で最後の治療を続ける祖母と話をした際に、食事の話題になって「パネラのクラムチャウダーが飲みたい」とお願いされたという。パネラは、おいしいパンが評判の米カフェチェーン店「パネラ・ブレッド」のこと。病院で出されるスープの味にほとほと参っていた祖母は、おいしいスープが飲みたいからと、パネラのクラムチャウダーを