2015年3月まで高級ブランドのルイ・ヴィトン高知店(高知市はりまや町3丁目)があった場所に、コンビニのセブン―イレブンが開店することが決まった。既存の建物を活用し、セブンとしては全国でも珍しい2階建てになる。9月ごろの開店を目指し、2階では高知県の特産品などを販売する構想もあるという。 ルイ・ヴィトンの建物はJR高知駅からの通りと追手筋との交差点角に面し、市街地の目印として親しまれてきた。ヴィトンの象徴「ダミエ柄(市松模様)」だった外装は、閉店後は白く塗られていた。内部には吹き抜けが2カ所あり、一部が2階建てになっている。 店舗や敷地を所有する高知市の不動産管理会社は「建物をそのまま生かしてくれるところを考えていた」とし、このほどセブン側と契約を交わした。 セブンは6月末現在、全国に1万8千店余り、高知県内には22店ある。このうち2階建て店舗は本州にごくわずかにあるだけという。1階