Javaを始めとするオブジェクト指向言語による開発になると、設計の手法も従来とは大きく変わる。 その結果、不要になるドキュメントが出てくる。 詳細設計のことだ。 ここでいう詳細設計とは、本来コードで記述する処理を、逐一日本語で書き下したものを指す。 てか、そんな物を読むくらいなら、現物のソース読めよって話だ。 だいたい、ソースに書くレベルの粒度の記述を、なんでいちいち日本語なんて表記揺れも甚だしいフォーマットで書かにゃならんのだ。 何よりソースに修正が入ると、遡って詳細設計も直さないと整合性が取れなくなるので、言うなれば二重に工数を掛けることになる。 「違うよ、設計を直して実装するんだよ」というが、合理性を重んじるSEやPGという人種が、実質同じ内容を何度も書きたがるわけがない。 それに、単体テストくらいまでの段階ならともかく、開発要員が縮小される結合テスト・システムテスト以降で、そんなこ