最近「スーパーセンスーヒトは生まれつき超科学的な心を持っている」と言う本を読んだ。 少し古い本(2011年刊)だが、殺人鬼のカーディガンを着たくないと思うのは何故か? 殺人現場となった家に住みたくないのはなぜか?という忌み、穢れの感覚から始まって、なぜ人は超科学(いわゆる擬似科学)的なものを信じてしまうのか?を語る、面白い命題だった。 お化けなんてないさ、と思っていても、殺人現場となった部屋は借りたくない。 きちんとクリーニングされ、新品同様の状態であっても「これは連続殺人犯のお気に入りのカ―ディガン」なんて説明されたら着れない。 そんなふうに、忌避する心はどこから生まれてくるのだろう? いろいろ考えさせられる1冊だった。 穢れと言う感覚の不思議 スーパーセンスーーヒトは生まれつき超科学的な心を持っている 作者: ブルース M.フード,小松淳子 出版社/メーカー: インターシフト 発売日: