将棋ソフトの不正使用疑惑が浮上している三浦弘行九段(42)は21日、「一部マスコミで事実と異なる内容が報道されている」と自身の潔白を訴える文書を発表した。 文書は、20日発売の週刊誌報道に異議を唱えたものとみられ、「スマートフォンに遠隔操作アプリをインストールしたことはない」「潔白を証明するため、スマートフォンとパソコンを信頼のおける調査会社に提出する」などとし、「一日でも早く連盟が不当な処分を撤回してくれるよう願ってやみません」と訴えている。 三浦九段は18日、将棋ソフトの不正使用を改めて否定する文書をマスコミ向けに発表していた。 三浦九段は第29期竜王戦七番勝負の挑戦者に決まっていたが、12日に日本将棋連盟から出場停止処分を受けていた。