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2007年7月11日のブックマーク (1件)

  • 僕らがそれを望むから - あたまんなかがざわざわいうから

    日常会話の無意味さがウェブサービスをあからさまにしてしまうを読んで。 無意味な生を無意味だと意識せずに生きる人間なのだから、無意味な会話ぐらい平気でするだろう。むしろ、そのような人間だからこそ、無意味な会話を欲望するのではないのか。そもそも、意味とは、非常に狭い場所と限られた時間内だけに存在するものであって、常に今現在も「意味あるもの」が無意味化していき、逆に「意味なきもの」が意味化していっている。俺達は一瞬、空気を振動させ、その振動が伝わるのを確認する。精神的な空間の「外部」からみれば、あるいは、時間の「現在」から「過去」を観察すれば、無意味に見えるようなそれも、局地的瞬間的に存在する文脈では意味をなしていたのかもしれぬ。局地的瞬間的に意味に持つ、俺達の命のように。いつか無意味化する俺達の命をそれでも欲して死ぬまで生き続けるように、無意味な会話は、おそらく、人類が黙るまで望まれ、続けられ