昨日も述べたが、今の日本と韓国を単純に比較するのは公平ではない。 先方はアジアカップでのピーク狙いでチーム作りをしていたのに対し、当方は既にブラジルに向けて積み上げて来ているのだから。そう言う意味では、PK戦に持ち込まれると言う失態を演じたものの、アジアカップ準決勝で勝利していた訳で、今日完勝するのは、当然だったと言えよう。 むしろ、3点差になってから、よく粘り、ポストの助けも借りながら、日韓戦史上はじめての4点差試合を阻止した、韓国イレブンを称えるべきだろう。だいたい、韓国にしても、ワールドカップ3次予選で日本と戦う訳ではないし、いたずらに悲観的になる必要はない。もちろん、前半で岡崎を壊し損ねていたら、もっと悲惨な内容と結果になっていただろうが。 趙広来氏も、この日の完敗は覚悟していたの違いない。現役時代から、サッカーの全てを知り尽くしたかのようなプレイを見せてくれた男だ。現実が見えてな