インドネシア・バリ(Bali)島のコーヒー農園でコーヒーの実を食べるジャコウネコ(2011年2月7日撮影)。(c)AFP/Sonny TUMBELAKA 【3月25日 AFP】カップ1杯で100ドル(約8000円)もの高値が付くインドネシアの世界最高級コーヒー、「コピ・ルアク(ルアックコーヒー)」の人気が急激に高まっている。 「ルアックの王」を自称するグナワン・スプリヤディさんは、飼育するジャコウネコが糞(ふん)とともに排泄するコーヒー豆の出荷が需要に間に合わず苦労している。 「ルアック」とは現地語でジャコウネコのこと。外見がイタチに似たこのジャコウネコの糞から取り出されるコーヒー豆を焙煎するルアックコーヒーは、世界の食通の間で珍重されている。 ■3年で出荷量が24倍に スマトラ(Sumatra)島のランプン州はルアックコーヒーの最大生産地だ。西ランプン(West Lampung)地区にあ
![インドネシアの「コーヒーの王様」、需要急増でジャコウネコも大忙し](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bf67678f76f300dd44f0eec63cc76d5785e7f52d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F0%2F8%2F1000x%2Fimg_08269127b2effe6c52376b225540c5be216561.jpg)