(CNN) 日本のメーカーが売り出した無線操作機能付き高機能トイレに不正アクセスしてシャワートイレを遠隔操作――。米ラスベガスで開かれたセキュリティー会議「ブラックハット」「デフコン」で、セキュリティー研究者がそんなデモを行った。 デモにはスマートフォンで操作できる日本メーカーのトイレが使われた。研究チームはほかにも玄関扉や動作感知器、防犯カメラなどに不正侵入できることを実証し、鍵を開けたり電源コンセントやホームオートメーション装置の制御板を乗っ取ったりもしてみせた。こうした不正侵入の一部に使ったのは、ウサギの玩具だった。 メーカー各社が競って住宅内の日用品のインターネット接続を進める中、スマートフォンを使って遠隔操作で照明を切り替えたり、タイマーを設定することなどが既に可能になっている。 動作感知器を警報と連動させたり、窓が開くとスマートフォンにメールで知らせたり、温度計で住人が在宅かど
![「トイレ」にもハッカー侵入 ホームオートメーションに警鐘](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2645f9002f495f5b629e9882deee37463a7401b2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2013%2F08%2F05%2Fcb6b967126012cb87bb8651233e71bdd%2Ftablet-computers-bathroom.jpg)