【大相撲八百長訴訟(4)】「“中盆”が支度部屋を行き来してマッチメーク」次々飛び出す力士の実名 10月3日16時31分配信 産経新聞 《相撲界に蔓延(まんえん)する八百長問題を告発する記事を執筆した武田頼政氏は、「朝青龍を軸に八百長が広がった」と証言した。ベテラン記者の口から出た大物力士の実名に、法廷には緊張した空気が漂った》 《引き続き質問に立った講談社側の代理人は、昭和23〜24年ごろの新聞記事のコピーを次々と武田氏に示し、記事の一部や見出しを読み上げ、武田氏に感想を求めた》 講談社側の代理人「『あれは明らかに八百長だ』『味気ない大物の取り組み』『八百長色の極めて強い相撲』『欺瞞(ぎまん)行為』とあります」 武田氏「昭和20年代からずっと、『このままでは相撲界はダメになる』という(現在と)同じような指摘があった。これを見て驚いたし、昔のメディアの方が健全だったなと思いました」