2006年01月03日16:02 カテゴリMediaMoney 問題はマネでなくてマネー 結局、「オリジナリティ」を付加価値の尺度にすることそのものが問題なのではないか? たけくまメモ: 許される模倣・許されない模倣 厳密な意味でのオリジナルは、この世に存在しない。 あらゆる創作は、模倣の土台の上に成立している。 元ネタにはない新しいプラス・アルファ(独創性)があるかどうか。その有無と程度 問題は、a.とb.は客観的事実でも、c.に関しては関係者の主観でしか決められないことにある。 「日の下に新しきものなし」というのは、著作権という考え方そのものが生まれる前にある。これに関して議論するのはもはや「進化論は間違っている」というのと同じぐらいトンデモだろう。 実際、模倣が問題となったのは、表現そのものに価値が認められるようになってからである。模倣が問題を生むのではなく、価値が問題を生むのだ。問
総務省は、地上デジタル放送推進に関する検討委員会 第19回を開催。2011年のデジタル放送全面移行を推進ための課題についての検討し、地上デジタル放送で適用されている「コピーワンス」の見直し方針については、機器メーカーや放送事業者からの提案が行なわれた。 コピーワンスは、地上デジタル/BSデジタル放送の原則として全ての放送に、「1回だけ録画可能」の制御信号を加え、暗号化して送信するもの。不法コピーの対策などを目的として2004年4月5日より本格導入され、コピーワンス信号を付加された番組は、対応メディアに“一回だけ”録画できる。そのため対応レコーダのHDDからDVDやBlu-ray Discなどへ“ムーブ”すると、HDDに記録したデータは、光ディスクに転送した後、HDD上から消去される。 デジタル放送で新たに導入された著作権保護の仕組みだが、「アナログでできたダビングなどが自由にできず、デジタ
日頃より楽天のサービスをご利用いただきましてありがとうございます。 サービスをご利用いただいておりますところ大変申し訳ございませんが、現在、緊急メンテナンスを行わせていただいております。 お客様には、緊急のメンテナンスにより、ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。 メンテナンスが終了次第、サービスを復旧いたしますので、 今しばらくお待ちいただけますよう、お願い申し上げます。
_(via [戯] フリーの画像素材を直接検索できる Yotophoto) 検索すると「Creative Commons license」とか「Free use license」とかライセンスが表示されるので大変わかりやすい. [戯] フリーの画像素材を直接検索できる Yotophoto より おお。便利そう。 と思ったがライセンスの内容がよくわからない・サイト特有のライセンスのものが多数。英語わからんわ…。 漫画の盗用問題に言及した記事。その中の一文。 音楽業界の場合、違法薬物で逮捕されたりすると、あっというまに同じように作品の回収・絶版の処分が下る。倫理的に考えたら「ダメ、絶対」なことをやってた人間に儲けさせるのはどうかって批判も多いだろうし、まぁ企業としては仕方ない選択かなとも思うんだが、海外でのそういう例を聞いたことがない。 (中略) 西洋では比較的麻薬に対して寛容という風潮がある
パクリ問題:パロディ道化師の視点から 竹熊センセイのところで、パクリ問題の議論が盛り上がっている模様。 たけくまメモ 10/20「マンガ家の描写盗用問題についての私見」 ここでも、以前コメントで少しだけ議論になった話題。 「著作権は親告罪」 とはいえ、私のところなどは 作者の方々が文句つけてきたら弁明もできずにごめんなさい状態に なっているわけですから、あんまし人事とは思えませぬ。 というわけで「知財」とパクリの問題を、ちょっとメタな視点から考えてみました。 ■社会デザインと、模倣と、著作権と■■■ たけくまメモの「許される模倣・許されない模倣」では、 「何が許されないのか?」という話として、 1 オリジナリティの欠如したものから利益を得る 2 労力をケチる技法としてのコピー のどちらが問題であるか、という点で、意見が割れている模様。 1が竹熊センセイがわの意見で、2がニュー
2005年10月22日17:23 カテゴリLogos 模倣と創造 ちょっと大風呂敷を拡げてみることにしよう。 たけくまメモ: 許される模倣・許されない模倣 ここにふたつの作品があり、いずれも特定の作品を下敷きにしていたとします。それで一方が「盗作・剽窃」であり、一方が「問題なし」と判断されたとする。この違いはどこに求められるのかというと、そこに「創作性独創性に基づくプラスαがあるかないか」という一点にかかってくるわけで、ベースになる表現が模写かトレースかという違いを云々することに、問題の本質があるとは、俺には思えません。 一つだけ確かなことがある。模倣がなければ、作品どころか、生命も存在しなかったのだと。 実は模倣する能力そのものというのは、まさに神を持ち出したくなるほど「創造的」なものだ。遺伝というのは、まさに模倣のプロセスである。ドーキンスのいうミームも「模倣子」という訳語が当てられる
* 「世界の豊かさ」で盗用問題を斬る! マンガの構図盗用問題については、「ふーん」という感想しかないんだけど、L'eclat des joursを見て、確かに「他人事じゃないかも」とちょっと気になってきた。そして、活字うろうろにトリック盗用が盗用元の作品世界(との出会い体験)を台無しにすることの悲しさみたいなものについて書いてあって、それを読んでいるうちに、ひらめいた。 「盗用」であれ「共用」であれ、その行為によって世界全体がどれだけ豊かになるかが問題だと思う。 プログラミングパターンやフレームワークは、それを公開することによって、新しいプログラムがずっと楽に開発される。その過程でパターンやフレームワークについて新しい知見が得られて、その結果、盗用(ではないけど)元も得をする。盗用先も盗用元も得をして、世界が豊かになるからこれはいいことだ。 トリック盗用の場合は、それによって盗用先が得した
明確な根拠や裏付けはないが、パクリ騒ぎに見られるヒステリックな態度は、オリジナリティを得ることができずそれゆえにオリジナリティという概念を過度に美化するレプリカントたちが、オリジナルを標榜する者たちへの二律背反の憧憬と嫉妬の感情を爆発させた結果であるように見える。ここではオリジナリティを有するとみなされた存在は崇められ、そして、オリジナリティを標榜しながらそれが偽りであったとみなされた存在は許し難いペテン師として攻撃される。 先日、サイコドクターぶらり旅の風野氏の文章が「ブラックジャックによろしく」に一部改変された形で無断利用されるという出来事があったとき少しだけ触れたが、最初に風野氏が類似に気づいて記事にしたとき、2chから殺到してきたと思しきコメントの大半が風野氏を非難する内容だった。そして、そこには「素人の一ブロガーごときがちょっと内容が似ていたくらいでオリジナリティを標榜するなどと
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前エントリで、「竹熊はトレースと模写の違いを混同して議論している」というような疑問が寄せられました。具体的にはおがたさん、fineさん、ニュー速+住人さんなどからの書き込みです。まずおがたさんが、 《どうも竹熊さんの論旨に違和感を覚えるのですが、 A) 元絵を下に敷いてトレースして描く B) 元絵を隣において描く C) 元絵を思い出しながら描く の3つは分けて考えるべきではないでしょうか? 今回の事件はAですよね。竹熊さんが論じているのは主にC、ひょっとすればBも入る程度で、Aは入っているのかな? もちろん、じつはこの3つ、境界線は曖昧であったりするのですが、 すくなくともBとCの地点から見れば、これらとAとの距離は非常に遠いものがあるように思います。》 と書き込まれ、ついでfineさんが、 《 同感です。 私もたけくまさんはBとCについて書かれていると受け取りましたし、それであればたけく
8000人を超える作家ら、著作権侵害でグーグルを提訴 2005年9月21日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2005年09月21日 ニューヨーク発――米国の作家協会『オーサーズ・ギルド』(ニューヨーク)は20日(米国時間)、「大規模な著作権侵害」を行なっているとして米グーグル社(カリフォルニア州マウンテンビュー)を提訴した。強力なインターネット検索エンジンを提供するグーグル社は、作家たちの作品を、許可を得ることなく商用目的において公有の著作物として扱うことはできないというのが申し立ての趣旨だ。 8000人以上の作家で組織されているオーサーズ・ギルドはマンハッタンの連邦地裁に提出した訴状のなかで、「同団体の作家の作品は、(グーグル社のサービスの対象となる)公立および大学の図書館の蔵書に含まれているが、商用目的での使用は許可されていない」と述べている。 同団体は、作家が自分の作品
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