2002年にサッカー日本代表をワールドカップのベスト16へと導いたフィリップ・トルシエ(オマル・トルシエ)氏が中国国内1部リーグの深セン・マオタイルビーの監督に就任することが決定した。22日に記者会見が行われ、その様子を新民網が伝えた。 トルシエ氏は02年に日本代表退任後、カタール代表、フランス・マルセイユ、モロッコ代表と監督を歴任し、08年から3年間JFLのFC琉球の総監督を務めていた。その間、中国フル代表やオリンピック代表監督への打診があったものの、監督として広い権限を要求するトルシエ氏と中国サッカー協会側との折り合いがつかず、いずれも見送られてきた。 今回はクラブチームながらも本人曰く「十分な権限を得た」というトルシエ氏。チームに関する細かいデータについてはまだ把握していないということだが、会見では1年目でリーグ6位以内、2年目に3位以内でAFC出場権を獲得、そして3年目でAF