ゼリコ・ペトロヴィッチが浦和を率いて約5カ月が経過した。現在、チームは思うような結果を出すことができず、開幕から下位に低迷し続けている。なかなかJリーグの中で結果が伴わない現状だが、指揮官は自らの掲げるサッカー・スタイルに対し大きな自信を持ち、日々前進し続けている。浦和レッズマガジンはそんな熱き指揮官にインタビューを実施。彼が掲げるオランダ式サッカーとJリーグのサッカー、そして彼が言い放つ“楽しいサッカー”とは。 ペトロヴィッチ監督の言葉には、サッカーやサポーターへの想いが込められている [写真]=足立雅史 ――選手に言及するのではなく、監督が目指すオランダのサッカースタイルは、今のJリーグの中ではあまり成功した例がありません。他チームの戦い方を含めて、ご自身が志向するサッカースタイルをJリーグの中で機能させる難しさは感じていませんか。 ペトロヴィッチ「Jリーグの主流は、カウンターフッ