日本では全く話題になっていませんがアメリカやイギリスでは1月末にドバイで起こったある殺人事件が反響を呼んでいます。 殺されたのはハマスの武器商人として活動していたマハムド・アル・マブーという人です。 上のビデオは地政学コンサルタント、ストラトフォア社のものですが、大がかりな諜報部隊を動員して、この殺人が実行されたことを説明しています。 僕はスパイの専門家でも何でもないので難しいことはわかりませんが、このビデオで説明されていない、明白なことがひとつあります。それはドバイが舞台になったということです。 なぜならドバイは昔から回教徒もキリスト教徒も、ビジネスマンも観光客も、スンニ派もシーア派も、イラン人もイスラエル人も、ドバイに居る限り「基本的に仲良くしましょうね」という暗黙の了解がある土地だったからです。 その不文律の掟が破られたのが今回の事件なのです。 僕が昔中東に住んでいた頃は別にドバイに