プロメテウス [Blu-ray] 『プロメテウス』鑑賞。うおおおお面白かった! キリスト教文化圏の人間が拘りがちな「人類の起源」「創始者との対決」みたいなのには全く興味無い自分だけど、そういった高尚なテーマを隠れ蓑に渾身の力でグロSFをやってやんぜ!というリドスコの魂の叫びが篭もった傑作であった。 ちょっと思ったのは、SFとSF映画は似てるようでかなり違うジャンルなのだな、ということだ。 SFは現実に存在しない存在――技術や文化や生物といったものが、社会や文化や人間自体にどういった影響を与えるか、みたいな考証を理屈で延々と説明するのが魅力の一つだと思うのだが、SF映画最大の魅力は現実に存在しない世界観を映像で表現することにある。独自のビジョンを理屈で説明することと、ビジョンをそのまま映像化すること、どちらにセンス・オブ・ワンダーを感じるか、というわけだ。「SFは絵だね」というのは、多分そう
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