たまにある「今日はなんでもいいから映画観るぞ」と決めて劇場へ行き、劇場についてから見る映画を決めた作品。予告編も全く見ておらず意外とそういう作品は全く事前に情報を入れていないせいか、そもそもジャンルから予測がつかなかったりするので意外と楽しめることが多い。今回はまあ、タイトルからしてジャンルは予想できたが、それでも新鮮な驚きを味わえた作品であった。「薄氷の殺人」を観賞。 物語 中国華北地方。1999年、石炭工場でバラバラになった死体が見つかる。その死体は各地の工場で発見されており、同時に死体をばらまくには複数犯であると思われた。ジャン刑事たちは遺体の主の弟とその仲間を見つけるが、不注意から銃撃戦になり参考人を殺してしまう。 2004年。ジャンは刑事職を解かれ警備員をしていたが、ある時張り込み中の同僚を見つけ声をかける。元同僚によるとかつてのバラバラ事件の被害者の妻の周辺で過去5年の間に2件