文芸評論家、池上冬樹先生をアドバイザーに迎え、著名な作家や一流出版社の編集者を講師としてお招きした文芸講座を開催しております。 ◆6月講座 ・講師:唯川恵(写真) 石川県金沢市生まれ。短大卒業後、銀行員など10年間のOL生活を送り、1984年『海色の午後』で集英社第3回コバルト・ノベル大賞を受賞し、作家デビューする。 数多くのジュニア小説を書きながら、徐々に一般小説にも進出し、1997年、ホラー的要素の濃い『めまい』で注目され、サスペンス小説『刹那に似てせつなく』(同)、サスペンスに満ちた恋愛小説『病む月』(98年)で絶賛される。 恋愛小説の名手としての地位を確立し、2002年『肩ごしの恋人』で第126回直木賞を受賞。2008年には『愛に似たもの』で柴田錬三郎賞を受賞する。 代表作として『ベター・ハーフ』『燃えつきるまで』『途方もなく霧は流れる』『手のひらの砂漠』などヒット作多数。 近著に