2019年10月17日のブックマーク (2件)

  • 特集「「助け合いと市民社会」考 市民運動がもっと自立するには?」

    社会における市民運動と助け合いにはどのような特徴があるのか。共助が弱いと言われる背景にある構造とは? 市民運動が自立するために必要なことを探る。 市民社会の二重性 ──地域や職場での助け合い機能の低下を懸念する声があります。 立ち位置によって異なる見方ができます。例えば、地域の相互扶助機能が低下することで、草の根民主主義が弱くなっているという見方。代表的なのはロバート・パットナムのソーシャル・キャピタル論です。タウンミーティングや相互扶助活動などに象徴されるアメリカの社会関係資が弱まることで、民主主義も弱くなっているという議論です。この観点で見れば地域の相互扶助活動は民主主義強化のために重要です。 一方、異なる文脈もあります。日では社会保障費抑制の流れの中で、地域にサービス主体を移行する動きがあります。この観点では、国の社会保障費の抑制のために地域の助け合いが称揚されます。 そもそ

    特集「「助け合いと市民社会」考 市民運動がもっと自立するには?」
    palop
    palop 2019/10/17
    濃密な地域や職場は苦手だけど、社会に貢献してない後ろめたさもそれなりにある優しいオタクに献血という無償の贈与を提案する日本赤十字社のアプローチは、21世紀的共助の良い参考になるはずなんだけどね。
  • 「あいトリ」騒動は「芸術は自由に見ていい」教育の末路かもしれない(森 功次) @gendai_biz

    あいちトリエンナーレ2019が閉幕した。これほど騒ぎになった芸術祭は日ではかつてなかっただろう。話題の中心となったのは最後まで「表現の不自由展・その後」だった。もっと光を当てられるべき良い作品が多数あった中、これは残念なことだ。 当初批判の的となったのは、キム・ソギョン/キム・ウンソンの《平和の少女像》と大浦信行《遠近を抱えて Part II》の2作品だったが、「表現の不自由展・その後」の展示再開後には、「Chim↑Pom(チンポム)」の映像作品、《気合い100連発》も批判され出した。 稿では、今回の騒動があらわにした分断と、その背後にある芸術観について考察する。まずは《気合い100連発》に向けられた批判を見ることから、話を始めよう。 Chim↑Pom《気合い100連発》への誤解 《気合い100連発》は、Chim↑Pomのメンバーが福島県相馬市の若者たちと円陣を組み、順番に気合いの掛け

    「あいトリ」騒動は「芸術は自由に見ていい」教育の末路かもしれない(森 功次) @gendai_biz
    palop
    palop 2019/10/17
    SNS界隈に限っていえば、人工知能学会表紙騒動以来「お前がそう言うなら、これはどうなんだ!?」という意趣返しを“故意に”やってるわけで、あいトリだけ単発で取り上げて専門家が正しい解説をしても何の意味もない。