![Amazon.co.jp: 成恵の世界 (8) (カドカワコミックスAエース): 丸川トモヒロ: 本](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9c772d11714ed08cbd60e25d95ecb6eafce1c61c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41ZS717B09L._SL500_.jpg)
「群馬のほうに、ブラジルタウンがあるらしいよ」という噂は、前からなんとなく聞いていた。 群馬県、大泉町。家電や自動車の工場があって、日系ブラジル人のひとたちが、たくさん働いている町だ。 なんと人口の1割がブラジル人(日本最高の外国人密度!)。もちろんブラジル人向けの商店も、多くあるという。 「地球の裏側にある国に住んでいた人たちが、群馬で暮らしてるのか。一体どんなふうな町になっているんだろう?」 そんなただの好奇心で、浅草から出ている伊勢崎線にゆられて、行ってみたのです。 ……東武小泉線・西小泉駅到着して、一歩降りたとたん、そこは空気が違っていました。 (text by 大塚幸代) いきなり異国っぽい駅前 「なんだか、ちょっと緊張しますね……」 「外国に来たみたいですね……」 「ブラジルって、こんな感じなんですかね?」 「行ったことないんで、分からないですねえ……しかし風景が横長だなあ。道
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