外国人旅行客が選ぶ日本での観光先に、ある変化が起きています。均一化していく世界において海外からの観光客の多くは、どこも同じ様なショップが軒を並べる大都市よりも日本ならではの原風景を求めて田舎に滞在するケースが増加してきているんです。 日本の生活文化を継承する古民家一棟貸し宿 東京から1時間半。山梨県笛吹市芦川町にある古民家一棟貸し宿「LOOF」もそんな外国人観光客に人気のステイ先。 富士山まで30分の距離にある芦川町ですが、産業も観光もなく街には高齢者たちの姿が目立つ、いわば限界集落。しかしその一方で、関東最多である150もの古民家をもつ地域でもあります。 「LOOF」は、芦川町で幼少期から高校までを過ごした保要佳江さんが代表を務める宿。大学から社会人と東京で生活する中で、自分が暮らしていた芦川の素晴らしさを再実感し、地元に帰って活動をはじめました。 活動ミッションを「地方に持続可能な小さ